『これから』を輝かせる終活を考えてみませんか?(池田)
2020年02月26日
「縁起でもない話をしよう!」を合言葉に、もしばなゲームやエンディングノートを通じて終活について考えました。
開催日:2月22日(土)
主催:池田こもれびコープ委員会
開催場所:池田市商工会議所
参加人数:12人
講師:組合員どうしの教えあい講師 松田美南子さん
まず、最初にもしばなゲーム(カードを使ったゲーム)を行いました。
シチュエーションはこちら↓
【あなたは余命1年と宣告されました。その時、あなたはなにを望みますか?】
ゲームには、家族のことや医療のことなど、望むことが書かれたカード36枚を使用します。
最終的に3枚までカードを絞り、グループでなぜそのカードを選んだのかを共有しました。
「私もそのカードが欲しかった~!」「私の捨てたカードを選んでる!笑」など、和気あいあいと喋りながら、自分は何を求めているのかを知ることができました。
そして、実際にエンディングノートに「医療・ケアチームに教えてほしいこと」を書いてみました。
項目には「子どものころの夢」「幸せな思い出」など自分自身を知ってもらえるものや、「不安なこと」「習慣」など自分の生活についてのことがありました。
実際、寝たきりになった方のご家族が胃瘻施術をするか選択を迫られたそうです。
その時は「望まないはず」と断りましたが、「これで本当によかったのか」と悩まれたそうです。
こういった内容を書いておくことで、もし自分が話せなくなった時に、周りの人は「こうしたら喜んでくれるかも!」と思い行動するヒントになりますね。
縁起でもない話かもしれませんが、縁起でもない話を一度話してみてはいかがでしょうか?
*参加者感想* ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「とても具体的でわかりやすい内容でした。終末期に自分が何を大切にしたいか、よくわかりました」
「ゲームも楽しかったし、世代の違う方の考えが聞けて、とても良い経験になりました!」
「グループで話し合ったことが、いろいろな考えにふれられて楽しかった」