親子で学ぶ防災~ジェルキャンドルホルダー作り~
2022年08月31日
生活文化委員会『スマイル』主催で夏休み親子企画を開催しました(^_^)
こくみん共済coopさんをお招きし、キャンドルホルダー作りと防災についての学習をおこないました。
開催日:2021年8月18日(木)
会場:茨木市福祉文化会館(オークシアター)
講師:こくみん共済coop
参加:14人(子ども・スマイル委員会含む)
最初に、キャンドルホルダー作り。
キャンドルホルダーは、大小2つのカップの間に選んだ花材やパーツを入れ、ジェルを流し込んで固めて仕上げます。
それぞれ好きな材料を選ぶところからスタートしました。
お子さん達もそれぞれ真剣な眼差しで制作していました。
パーツを入れ終わったものがこちら。
優しい色合いでかわいらしいですね(*^_^*)
こくみん共済coopの方にジェルの流し込みをお願いし、あとは固まるのを待つのみ。
それぞれ個性的な素敵な作品が仕上がりました♪
キャンドルは、停電時の灯りとして使用できますし、火の揺らぎや灯はストレス緩和にもつながると言われています。
緊急時には大いに活用できそうですね。
ジェルが固まるのを待つ間に、地震の映像を見たり、クイズで防災について学びました。
映像は、南海トラフ巨大地震のシュミレーション映像。
南海トラフ巨大地震では、地震発生から津波到達までの時間がわずか数分と言われています。
(東日本大震災では、最短25分での津波到達)
津波が発生した際には、すぐに高いところへ逃げることをしっかりシュミレーションしておく必要があります。
自分がどこで被災するか分からないですが、お住まいの地域や職場近くの避難場所を、今一度確認しておきましょう。
減災のためにできることは、何よりも「備え」ておくことです。
地震が起こることは防げませんが、被害を防ぐことはできます。
日頃から私たちひとりひとりが何をすれば良いのか、改めて考える機会となりました。
防災クイズでは、赤・青・黄色のカードを使って回答しました。
ここで問題!
「地震に備えて、おうちでできる正しい備えはどれでしょう?」
①避難の邪魔になるので、物は床に置かないでできるだけ家具の上に置く
②家具は玄関や廊下に置いておく
③家具が倒れたり、落ちてこないようにしておく
※正解は一番下♪
その他、ワークシートを用いて自分のおうちだけのオーダーメイド防災を考えました。
オーダーメイド防災とは、一般的な備蓄リストにはない自分にとって必要なものや、あると役立つものを見つけて、備えることです。
Q「1週間、避難所(学校の体育館など)で過ごすとき、あなたは何があれば落ち着きますか?」
例えば、「お肉大好き」⇒「お肉の缶詰」を用意する、「匂いに敏感」⇒「好きなアロマオイル」を用意するなどです。
自分だけの防災を考えることで、避難所生活のストレスを緩和することができますね。
防災リュックの見本展示もおこないました。
何が入っているのか、子どもでも背負える重さなのかなど、確かめることができました。
<参加者感想>
「クイズは親子で考え、楽しんで学ぶことができた」
「子どもを託児に預けてキャンドル作りを楽しめた。備蓄から何からしていいかわからなかったけれど知れてよかった」
「備えるべき水の量が思っていた以上に多くてびっくりした(1人1日3リットル)」
「年に一度、防災用品を見直すことが大切など防災の意識が高まった。定期的に家族で防災について考えることの大切さを再確認した」
<スマイル委員会>
月に1回委員会を開催しています。
ハーブティー講座、0歳からのファミリーコンサート、アクセサリーづくりなど、子育て中の方・お仕事中の方もほっとできる場所になるように活動しています。
気になった方はぜひご連絡ください♪
詳しくはこちらから
※クイズの答え ③
家具やテレビ、パソコンを固定するなど、転倒、落下防止をしておこう。
上から物が落ちてくると危ないので、家具の上には物をのせないで、廊下や玄関などの避難通路には家具を置かないようにしよう。