バックナンバー:2019年2月
モニターのつどい『たくさん話して不安解消!社会福祉協議会ってどんなところ?』
2019年02月26日
吹田市、摂津市にお住まいの地域モニターさんに参加を呼びかけ、
モニターのつどいを開催しました(^_^)
よどがわ生協では、くらしの願いの実現をめざすためには、地域社会の一員として事業や活動を通じて地域に存在する様々な問題の解決に貢献することが大事だと考えています。
この地域モニター、1期目は「地域の防災」、そして今回の2期目は「地域の高齢者のくらしの不安・困りごと」をテーマに、組合員さんと話し合い、共に学び、行政と懇談の場を持ち意見を伝えるまでの取り組みをおこなっています。
開催日時:2月21日(木)10:00~11:50
場所:吹田市勤労者会館 研修室
内 容:『たくさん話して不安解消!社会福祉協議会ってどんなところ?』
前半は吹田市社会福祉協議会の広域型生活支援コーディネーターさんをお招きし、お話をお聞きしました。
社会福祉協議会は役所ではなく、国の認可を受けた住民主体の民間団体(公益法人)です。
地域福祉に特化した取り組みを行う団体であり、自治会や社会福祉施設などいくつもの団体と連携し、様々な活動をおこなっています。
行政が行うサービスや医療・福祉などのサービスを受け、私たちは日々生活しています。
しかし、それだけで暮らしやすい町になるのでしょうか...?
住民どうしの普段のお付き合いなど、いざという時支え合える地域の中のつながりづくりが大切と考え、それを支えるのが社会福祉協議会であり、住民みんなとともにある団体だと語られました。
グループ交流には、お話しいただいたコーディネーターさんやよどがわ生協の職員(組合員のくらしサポート担当)も交え、身近な地域でおこなわれている取り組み(自治会の活動、老人会での助け合いなど)について共有したり、男性にもどう参画してもらうか...など様々な話が飛び交いました。
どんなことがもっとできたら、より良い暮らしにつながるのでしょうか・・・
行政や社会福祉協議会などに頼るだけでなく、一人ひとりが力を発揮しみんなでより良いくらしを作っていくことがとても大切です。
そういった認識が少しでも広がり、他人ごとじゃない高齢化社会をみんなで作り上げていけたら良いですね。
<参加者の感想>
「社会福祉協議会の役割がよく分かりました。何かやってくれるところだと思っていたので認識が変わりました」
「社協の幅広い活動がよく分かりました。地域のことで詳しく知らないことが多いです。今後も知ることができれば何かに参加できることもあると思いますので続けてほしいです」
「独居の方で外に出てこられる方はお元気のようです。内にいらっしゃる方をひっぱる方法を考えたいです」
モニターのつどい『他人ごとじゃない高齢社会』
2019年02月26日
豊中市・箕面市・池田市・豊能町・能勢町にお住まいの地域モニターさんに参加を呼びかけ、
モニターのつどいを開催しました(^_^)
よどがわ生協では、くらしの願いの実現をめざすためには、地域社会の一員として事業や活動を通じて地域に存在する様々な問題の解決に貢献することが大事だと考えています。
この地域モニター、1期目は「地域の防災」、そして今回の2期目は「地域の高齢者のくらしの不安・困りごと」をテーマに、組合員さんと話し合い、共に学び、行政と懇談の場を持ち意見を伝えるまでの取り組みをおこなっています。
開催日時:2月19日(火)10:00~11:50
場所:みのお市民活動センター 会議室
内 容:『他人ごとじゃない高齢社会 ~老後の不安について、みんなで知恵を出し合いませんか?~』
まずはじめに、池田市でコープ委員会を立ち上げ委員長として活動中の松田さんより、お住まいの地域で取り組まれている「NPO法人こもれび相談室」の内容や取り組みについてお話しいただきました。
高齢化に伴い高齢者の社会的孤立が問題視される中、孤立感を減らして「支え」「支えられる」コミュニティづくりをめざして健康セミナー・体操・まちカフェなどを定期的に開催されているそうです。
メンバーには看護師など専門知識をもつ方がおられ、松田さん自身も行政書士の資格を取得されています。
いつまでも元気に安心して自分らしく暮らせるために...元気なうちに考え、対策をおこなっておくことが大切です。行政や各種団体などとのネットワークづくりをすすめ、市民に寄り添う暮らしのトータルコーディネーターとして多用な相談内容に対応し、問題の早期発見や深刻化の防止につなげたいとの想いを語られました。
後半はたっぷり時間を設け、各グループで交流をおこないました。
日頃感じている暮らしの悩み、親の病気や介護の問題・関わり方、ご近所づきあい、エンディングノートについてなど・・・
様々な話題が飛び交いました。
「自分が死んだ後のこと、終活のことなど、友人とは話したりするけど身内とは話す機会がないよね・・・」
「でも、大事なことだから家族とも話しておかないとね」
という声も聞こえてきました。
色々と出された問題を、いったいどうしたら解決できるのか・・・自分たちでできることは何なのかといった
より深い話をするにはタイムオーバーでしたが、それぞれが悩みを吐き出したり、情報交換をする有意義な場となりました。
「今困っていること、これから困るかもしれないことについて考えられる場があることが大事だと思います。家族よりも近くのお友達同士でのつながりが理想的だと思いました。つながりだけでなく、健康であることの大切さも感じました」
「経験豊富な方々とお話ができとても実感がこもっていたので勉強になりました。勉強しておいた方がいいことばかりで、ついていけてないことがよく分かりこれからしっかり情報収集をしたいと思います」
「地域的なことが解決できない現状があり、もっと大阪府にも訴えかけられないか、大きな話にはなるが話だけで終わらせてはいけないと感じました」
「仲間のいない1人暮らしの悩み...生活でいらないもの整理の悩み...悩みをもっている1人暮らしは多いです」
「他地域の方の状況や思い、ご経験を伺える貴重な機会で参考になりました」
サバイバルクッキング ~もし、ガス・水道が止まったら・・・~
2019年02月19日
昨年は大阪北部地震や台風21号などで、北摂地域で停電や断水などの被害が出ました。
また、南海トラフ地震は高い確率で起こると予想されています。
「いざという時どのような備えが必要?」 「ライフラインが寸断された時、あったかい食事をどう確保する?」
自然災害は私たち人類にとって最大の環境破壊。今一度考えるきっかけになれば・・・という想いから
今回はガスも電気も止まっている災害時の状況を仮定し、ポリ袋を使った食事作りを体験しました。
(主催:環境グループ 2月13日(水) 参加:21人)
まずは<春キャベツの即席漬け>。きざんだ春キャベツと塩昆布をポリ袋に入れてもみます。
ちょっと置いておいておくだけで・・・良い感じになじんでいます(^^)
春キャベツは細かくきざむより存在感が出る大きさの方が、食べごたえがありましたよ。
お次は<チキンライス>。お米0.5合と水120mlをポリ袋に入れ、約30分浸水させます。
お米はとがなくてOK。今回は無洗米を使いました。
そこに、やきとりの缶詰を1缶とケチャップを少々加えてよく混ぜ合わせます。
ポリ袋がやぶれないように注意しながら・・・
袋の空気を抜いて、一番上で固く結びます。こんな感じで。
お鍋に水を沸騰させ、グラっときたところで弱火にしポリ袋を投入。
これで30分程茹でると完成です。 とっても簡単!お味が気になりますね・・・!
次にこちらは<茶わん蒸し>です。 水150ccにうどんスープ3gと卵1個を入れ、具材は三つ葉と花ふを入れました。
泡が立たないように、そしてこちらもポリ袋がやぶれないよう気をつけながら混ぜていきます。
袋の空気を抜き、上で固く結んでお湯の中へ。
こちらは15分で完成です。 ダシにうどんスープを使うとは・・・途中から良いニオイが漂っていました(^^)
災害時には甘いものも食べたくなるよね・・・ということで<白玉だんご>も作りました。
白玉粉100gに絹豆腐150gを入れて混ぜ、茹でるだけ。
(今回は3個パックの絹豆腐を1パック使用しました)
すべて完成したものがコチラ♪ 新聞紙で作ったハコをお皿替わりにしています。これもアイデアです。
ポリ袋の上をハサミでちょきんと切り開き、いただきました(^_^)
混ぜ方やお湯加減によって多少差は出たものの・・・余熱で火も通るし、災害時なら十分!な出来ばえです。
お味もおいしく、こんなあったかいおいしいものが被災時に食べられたらほっこりするだろうな~
今回をきっかけに、色々と考えていざという時に備えてもらえたら良いですね。
カセットコンロは常備をオススメします。
今回使ったのはコープのキッチン用ポリ袋。『高密度ポリエチレン製』がポイントです。
覚えておいてくださいね(^o^)
そしてこちらは、開始前に委員さんが準備し保温していたお茶。新聞紙にくるんでおくだけで、
1時間半程経ったやかんもまだあったかでした。これもアイデアですね。
光熱費節約の保温調理、野菜を無駄なく使いきるなど、環境にやさしくできることがたくさんあるな~と
気づかされました。
環境グループでは、親子で環境のことを考え不用品でリサイクルのおもちゃ作りや、エコクッキングなどの企画をおこなっています。
いつまでも健康で、環境にやさしい暮らしを!みなさんも考えてみてはいかがでしょうか?
「情報としてはテレビや新聞等でよく見ますが、実際にやってみたことはありませんでした。今日は大変貴重な体験をさせていただきました。自宅でも子どもとやってみようと思います」
「お米を浸水させて湯せんするだけで食べられることに驚きました。白玉だんごもおいしかったです」
「いろいろ展開していけそうなヒントをいただけました。野外活動時にもぜひ試してみたいと思います」
「こんなに手軽に調理できるとは思いませんでした」
憲法のおはなし『檻の中のライオン』開催報告
2019年02月15日
「憲法」について組合員さんにまずは正しく知ってもらおう!ということから、
今全国各地で講演に回られている弁護士の楾大樹さんをお招きし
<憲法のおはなし『檻の中のライオン』>を開催しました!
開催日:2月9日(土)10:00~12:30
開催場所:茨木市福祉文化会館
参加:40人
おはなしの最初は、クイズから始まりました。
「憲法を守らないといけないのは誰でしょうか?」 「国民全員?国民全員じゃない?いったい誰?」
・・・正解、あなたは分かりますか?
国民は「憲法を守らせる立場」です。憲法を守らないといけないのは「権力者」です。
まずはそういった参加者の認識から確認し、『檻』を「憲法」・『ライオン』を「権力」と置きかえ、とても分かりやすく憲法の成り立ちや役割から説明していただきました。
親しみのわくようなパペット人形を使ってのおはなし。
途中、会場からは笑い声が聞こえるほど盛り上がり、
憲法のおはなしを聞いているのか?と思うほど楽しくすっと頭に入ってきて、分かりやすい内容でした(^_^)
普段のくらしの中で「憲法」は遠いように思われがちですが、実は私たちの生活に密接に関わっています。
「憲法」をつくっているのは誰?「憲法」を守らないといけないのは誰?
私たち国民自身が憲法をつくっていることを知り、多くの方々にとって気づかされることの多い講演会となりました。
楾さんの著書『檻の中のライオン』は、かわいいイラスト入りでとても分かりやすく憲法が学べます。
でも、ちょっと難しいかな・・・というお子さんには、絵本『おりとライオン』もありますよ。
「あぁ、これが憲法なんだな」と感覚的に理解できるような、そんな絵本です。
私も1冊ほしくなりました。
<参加者の感想>
「分かりやすく頭に入ってきました。本をすぐ読んでみたくなりました。日頃あまり何も考えていなかったことを恥ずかしく思っています」
「『憲法』を身近に感じることができました。一人一人が改憲の怖さを知らないと今までの敗戦からのこの70年間の歴史を無にしてしまいそうで本当に怖いです。一人でも多くの人に知らせること!お互い身につけたいです」
「知らないことは怖いなぁと思った。すごく勉強になりました」
「選挙権をもらったばかりの若者やそもそも選挙に行かない人たちにこそ講演をしてほしい。我々中高年ももっと早くから憲法を勉強すべきでした」
「分かりやすく伝えやすいお話しでした。久しぶりに学校で授業を受けているような気持ちになりました。孫たちにも伝えたいと思います」
「第12条に国民の不断の努力によって保持せねばの言葉を改めて確認しました」
「教科書を手に取る年齢ではないのですが、現在小学生・中学生のお子さんを持ちの方には教科書を一度見てもらいたいなと思いました」