バックナンバー:2019年8月
サラダコスモ工場見学・兵庫県広域防災センター体験ツアー
2019年08月16日
もやしでおなじみのサラダコスモさんの工場(兵庫県三木市)へ見学に行ってきました(*^_^*)
夏休みということで、お子さんの参加が多数ありました。
日時:8月8日(木)
主催:環境グループ
参加:37人
サラダコスモさんの本社は、岐阜県中津川市のちこり村です。
三木の他に、宇都宮・信州・新潟にも工場があり、主にもやしやスプラウトの製造・販売を行っています。
「もやしはどんな風に作っているの?」
子ども向けに分かりやすく、スライド写真やもやしの模型を使って分かりやすく教えていただきました♪
◆サラダコスモの緑豆もやしの特徴 ・・・・・・
・胚乳(もやしの豆の部分)が栽培技術の工場により取れています。
・六甲山系の伏流水のみで栽培しています。
・最新の設備、厳しい衛生管理の下、もやしの栽培パック詰めをしています。
・O-157、サルモネラ菌の微生物検査を自社検査室で毎日検査しています。
もやしの原料(種)は中国からの輸入。(中国は緑豆の生産量世界一)
内モンゴル自治区 吉林省の白城市周辺に畑があり、この土地は緑豆の栽培に適した土地だそうです。
日本の気候は温かく湿気が多いのに比べ、中国の気候は乾燥していて土が痩せているので、病気や害虫の心配が少なく、化学肥料も農薬も必要ありません。
種の収穫は全て手作業。熟した種子から順番に収穫し、選別場に集められた種子は1粒1粒手作業で選別されます。
そうして日本にやってきた種子を洗浄・発芽させ、もやしができあがります。
計量・選別などの製造工程を、見学通路からガラス越しに見ることができました。
生産量は1日30~35tだそうです。
見覚えのある紙ラベル・・・
これは酸素を通す特殊なフィルムを使用したパッケージで、生協のみの取り扱いだそうです(^_^)
見学の後は、サラダコスモさんで栽培されている色んな種類のもやし・スプラウトを試食させてもらいました。
もやしはお湯で30秒湯がき、水気を切って様々なアレンジができます♪
今回はシンプルに、ドレッシングをかけて試食しました。
もやしの保存場所は、野菜室ではなく「冷蔵室(上段)」が適しているそうですよ。
もやしの種をいただき、家庭での栽培方法を教わりました。
夏休みの自由研究にぴったりですね(*^_^*)
もやしについてたっぷり学び、サラダコスモさんの工場を後にしました。
昼からは、バスで移動し兵庫県広域防災センターへ。
前半は防災学習をおこない(地震アニメ視聴)、後半は起震車での地震体験と消火器体験をさせてもらいました。
震度4~7、東日本大震災や阪神淡路大震災の揺れなどを再現したシュミレーションを体験しました。
消火器訓練では、まず火事を発見したら「火事だー!!」とまわりに大声で知らせるところから行いましたよ。
消火器はなるべく近いところまで運び、火元を狙って噴射します。
いざという時の心構えや、地震への備えは普段から意識しておくことの大切さを学びました。
****参加者感想****
「もやしの種を頂いたので育ててみようと思います。製造過程がよく分かり勉強になりました(*^_^*)」
「もやしだけでなく色々なスプラウトも試食できてよかったです。子どもに分かりやすい地震アニメがとても良かった」
「アレルギーのある子どもともやしの試食ができて嬉しかったです。消火器の使い方の確認ができました」
「家族で地震体験をし、話し合う機会をつくれました。備えの必要性をますます実感しました」
ホムトンバナナの産地 タイへ行ってきました!
2019年08月14日
みなさん、産直タイバナナ「ホムトンバナナ」はご存じですか?
ホムトンバナナは「グロス・ミシェル種」という品種で、市場に多く出回っている「キャベンディッシュ種」に比べ、香りとさっぱりした甘みが特徴です。
日本で流通しているバナナ全体の0.2%にも満たない貴重なバナナです。
また、バナナは『草』ってみなさんご存じでしたか?
バナナは熱帯で育つ「木」ではなく「草」です。高さ3メートル以上にもなりますが、幹は葉が巻いているだけなので、風で倒れやすいです。
種がないので、根元からタケノコのように出てくる子株で増やします。
1本の苗から1度しか収穫できません。収穫すると、親株は切り倒してしまいます。
大阪よどがわ市民生協は『農薬を使わず作った安全なバナナが食べたい!』という組合員の要望を受け、農薬を一切使わないバナナ栽培の産地開発をタイ王国で46名の生産者と共に始めました。
1994年に出荷開始し、産直バナナとして今年(2019年)で26年目を迎えます。
毎年、タイの生産者に日本に来てもらい、交流を続け、顔の見える関係を築いています。
今回のタイ訪問では、開発当初から一緒に頑張ってきた【トゥンカーワット農園経営農民会】を訪れました。
(7/7~7/10)
まずは収穫されたバナナがどのように流通しているのかを教えてもらいました。
ほとんどが手作業で行われています。
農薬を使わない為、真水でスポンジを使って汚れを取ります。
どの作業も、人の手で傷つけないようひとつひとつ丁寧に作業されており、みなさん明るく楽しそうにお仕事されていた様子が印象的でした。
≪農村会の方々と交流≫
サムルワン組合長やゴーソン副組合長、理事の方々と交流しました。
現在の産地の状況ですが、今年1月にタイ南部に上陸した台風の影響で、バナナの木が倒れたり突風で葉っぱが切れて光合成ができず、生育に遅れが生じています。
その後、5月まで乾季雨が降らず干ばつ状態が続き、出荷にも影響が出ています。
年末に週700ケース出荷できたところ、現在は250ケースの出荷まで減少。そのため、よどがわ生協の組合員さんにも量目を減らしてのお届けとなっています。
(→詳しくはこちらもご覧ください)
雨が降り始め、これから少しずつ生産量が上がる見込みです。
1日も早く組合員さんの元に通常量をお届けできるよう、頑張ります!
サムルワン組合長より
毎年の交流を楽しみにしています。よどがわ生協には感謝しています。バナナが少なくて申し訳ありません。それにも関わらず、小さいバナナも買ってくれて感謝しています。
ゴーソン副組合長より
よどがわ生協との関係は"家族"だと思っています。家族にバナナを送る感じです。26年間交流があり、よどがわ生協の理事長が代わっても、関係は続くと信じています。
≪バーンタップマイ学校視察≫
次世代農家育成プロジェクトの支援学校として、現在約20人の生徒がバナナを育てています。
中学1年生の時から育て始め、今年で3年目となります。
生徒は1人3本ずつを担当し、草刈や水やりは生徒自身でおこないます。
今年の干ばつの影響でバナナが育たず、難しさを感じている様子でしたが...「将来バナナを育てたいと思いますか?」と尋ねると、みんな元気に手を挙げてくれました。
将来、この子ども達が育てたバナナが私たちの元に届くかもしれませんね。
≪圃場見学≫
一昨年、昨年よどがわ生協にご訪問いただいた生産者さん達の圃場を見学させてもらいました。
今年は災害もあり生産は本当に大変ですが、日本を訪問し組合員さんと接することで、少しでもバナナを届けようと努力されている様子でした。
ソムキットさんは、畑を4割程減らし、ご自身で貯水池を作るなど工夫されています。
レックさんご夫婦は、井戸を作りスプリンクラーで散水されています。奥さまは昨年日本を訪問され、自分でもバナナを育てたいと思うようになり、今は自分の圃場を作って栽培されています。
・・今回のタイ訪問の感想・・・
今回の訪問にあたり、私たちがタイに来るのをとても楽しみに待ってくださっていました。
タイでは、ドリアン・ゴム・パームヤシの栽培が主流で、バナナを育てている方でも主な収入は他の植物です。バナナは他の植物と違い「風」の影響を受けやすく、また、生協に出荷するバナナは無農薬で育てる為、草刈を毎日こまめにしなければなりません。それでも、生産者の方々は日本の組合員さんのためにバナナを育てたいと言っておられました。
この交友関係を今後も築いていきたいと思います。
これからも、よどがわ生協の登録バナナ「ホムトンバナナ」をよろしくお願いします!
ピースカフェ ~みんなで歌おう 平和のうたを~
2019年08月07日
昨年好評だった歌の先生(ご夫婦)を今年もお招きし、共に歌集を見ながら楽しく歌を歌いました(*^_^*)
日時:7月26日(金)
主催:平和グループ
参加:21人
参加者からのリクエストも盛り込みながら、
みんなが歌える、平和に想いを馳せる歌を中心に選曲していただきました(^_^)
<さとうきび畑><翼をください><青い空は>
<見上げてごらん夜の星を><涙そうそう> など
ギターとアコーディオンの演奏にのせて、歌をリード。
福祉施設などでも歌や演奏をされることがあるそうで、作曲されたオリジナル曲も披露していただきましたよ。
歌の合間にはカフェタイムを設け、お茶とおかしをつまみながら
同じテーブルの参加者どうしおしゃべりを楽しみました。
途中、主催の平和グループメンバーによる平和の朗読劇がおこなわれました。
聞いている途中で当時の場景が目に浮かび、思わず涙する参加者も。
"被ばく者の想いを風化させてはいけない""伝え続けていかなければならない"といった
平和を願う強い想いが心に染み渡りました。
終盤は、みんなでたっぷり歌って会を終えました。
****参加者感想****
「初めて参加しました。よく歌ったと思います。楽しかったです♪」
「戦争体験の朗読はたくさんの方々に聞いていただき、平和の大切さを広めて戦争のない世界平和を望みます」
「みんなで歌って楽しいひと時を過ごせました。ありがとうございました(*^_^*)」
0歳からのファミリーコンサート 第2弾
2019年08月02日
昨年開催し好評だった、0歳児から参加できるファミリーコンサート。
今年は高槻にて開催しました!(*^_^*)
日時:7月13日(土)
主催:生活文化委員会(スマイル委員会)
参加:79人
今回お招きしたのは、茨木市で活動中の「茨木ママブラス ひまわり」さん。
『子育てしながらでも、もう一度吹奏楽をしたい』という思いから呼びかけをし、同じ気持ちのママ達が集まって結成されたそうです(^_^)
アンパンマンマーチから元気にコンサートスタート!
はらぺこあおむしの大型絵本も、子ども達は興味深々。
楽器を鳴らして、一緒に演奏できる場面も。
ひまわりさんのメンバーになったみたい~♪
アンコールはエビカニクスをみんなでダンス♪
歌って踊って楽しみました(^_^)/~
****参加者感想****
「赤ちゃんが参加できるコンサートはなかなかないので大満足でした」
「間近で音楽を聞ける機会が無く、とてもありがたかったです。その曲も心に沁みました」
「毎日2人の娘を専業主婦をしながら子育てしていますが、ストレスはつきもの。少しでもこのような時間をもてて、とても安らぎました。毎回参加したいです!」