バックナンバー:2022年11月
茨木市消費生活展に参加しました
2022年11月22日
日時:11月19日(土)・20日(日)10:00~16:00
場所:茨木市市民総合センター(クリエイトセンター)
1階 消費生活センター前
茨木市消費生活展は、「消費生活に関する展示をおこない、イベントブース等を通じて最新の情報を広く市民に知らせる」「市民とともによりよい暮らしを求めて消費者問題を考え、被害を未然に防ぎ、消費者団体が交流・活動する場」として開催されました。
19日(土)は200人以上が参加。
クイズラリー形式で各展示を見て回ってもらうような工夫をしていたので、バランスよく展示を見てもらえました。
また、おもしろ消しゴムで重さあてゲームや、生協からはエコバック作りなど、遊んだり、作りながら学ぶことができました。
<各生協の展示パネル>
<消費者庁キャラクター「イヤヤン」と茨木市の福岡洋一市長も訪問>
<生協からエコバック作り。親子で楽しく参加>
商品活動委員会主催「復活!巽製粉バスツアー」
2022年11月01日
商品活動委員会(通称エプロン委員会)主催で、約3年ぶりにバスツアー企画を開催し、巽製粉株式会社さんの工場見学に行ってきました!!
開催日:10月13日(木)
主催:エプロン委員会
行先:巽製粉株式会社(奈良県桜井市)
講師:石井さま 植田さま 泉尾さま
参加人数:10名(委員会メンバーを含める)
エプロン委員会が行きたかった巽製粉さんの工場。
2020年に新型コロナウイルスが流行し、長らくバスツアーが開催できませんでした。
そして3年の時を経て、コロナ禍はじめてのバスツアー企画として実現!
感染対策のため、人数を制限することとなりましたが、巽製粉さんにもご協力いただき、念願の工場見学を叶えることができました。
工場に到着すると、素敵な看板でお迎えいただきました。
かわいい~!!
まずはお部屋に案内していただき、巽製粉さんについて話をお聞きしました。
「バーナード食パン」や「めっちゃ!シリーズ」のパンは、参加者のみなさんも大好き!
1877年に製粉所として創業されたそうです。
<小麦を挽く様子>
<小麦をふるいにかけた様子>
パンを作るのに使用する小麦粉は真っ白な粉ですが、もともとは玄米のような「小麦」を挽き、ふるいにかけることで小麦粉にするそうです。
今回は、小麦を小麦粉にする体験もさせていただきました!
続いて、工場の見学!
工場に入る前は専用の靴に履き替え、白衣・帽子・マスクを着用、しっかりと全身を消毒します。
<生地をまぜる機械の説明>
<生地をまぜる様子>
工場内では、こんなに間近で製造の様子を見ることが出来ました!すごい迫力です。
生地をつくるのには、成型して、やすませるを繰り返すことで完成します。
<ねかせる前のバターロール>
<ねかせて膨らんだバターロール>
平らになった生地を丸めてやすませると、発酵して、バターロールの形に!
「こんなにふくらむの!?」とみんなびっくり。生地もかわいく見えてきました・・・。
この発酵時間は、パンを製造する上で非常に重要。
生地の硬さなど、こまやかな微調整は人の手で行っているそうです。
<衝撃を与えたらしぼむ様子>
さらに、焼く前の生地は少しでも衝撃が加わると、ガスが抜けてこのようにしぼんでしまいます。
パンはとてもデリケートなんですね。
<焼きたてのバターロール(アツアツ)>
焼きたてのパンが流れるラインではとてもいい香り・・。
しかし、少しでも打ち粉などがついていると、「異物混入だ」という問い合わせがくる可能性があるため、品質上全く問題が無くても「廃棄」になるそうです。
「訳アリ商品として販売できないの?」という声もありますが、仕分けをするためのコストも考えると、簡単にできることではありません。
食品ロスを少しでも減らすには、私たち消費者の知識や理解が必要だと気づきました。
工場内を見せていただいたあとは、「ブラウンサーブロール」の試食をしました。
こんなに種類があるのを知っていましたか!?
冷蔵保存のこの商品、工場では半焼成で出荷し、家庭で本焼きをするので、手軽に焼きたてのパンを食べることができます。
ふっかふかでおいしい!ぜひ試してみてくださいね。
学習会はこれで終了・・かと思いきや、最後に貴重な体験をさせていただきました。
実は、巽製粉さんは、パンだけではなく、手延べそうめんも製造されています。
今回はなんとその【手延べ】の体験をさせていただきました。
ゆっくり延ばすと、どんどん私たちの知る"そうめん"になっていく様子はとても不思議でした。
コロナ禍で初めて成功したバスツアー。本当に有意義で楽しい時間でした。
巽製粉の石井さん、植田さん、泉尾さん、本当にありがとうございました!