よどがわ生協トップ > 生協の商品 > 商品Q&A

商品Q&A

たまご

茹でると黄身が緑色になった。

卵を高温で長く茹でると黄身の表面が黒くなります。これは、白身のたんぱく質の中のシスチン、メチオニンなどイオウを含んだアミノ酸が熱のために分解されて硫化水素となり、それが黄身にある鉄分と結合して硫化第一鉄に変化し、卵黄中のカロチノイド色素と混合して暗緑色の化合物を作るためです。害はありません。茹でる時間を7~10分以内にすれば黄身は黒くなりません。また、茹でてすぐ冷やすと表面の温度が下がり、硫化水素が表面(殻)の方に発散するため、ある程度黒色変化を抑えることが出来ます。ゆで卵は産卵から4~5日以上たった卵が風味も良く適していますが、新しい卵は殻がむきにくいので、9日くらいがもっとも風味が良いと言う実験データもありますので参考にして下さい。