殻が薄いのがあるけど何故?常温保存は何故いけないの?
殻の厚みについては:飼料のカルシウム分が大きく影響します。夏場は鶏の飼料の摂取量が大きく減り、卵の大きさが小さくなるため、殻の厚みは本来変わらないのですが、気温が急に下がったりすると飼料の摂取量の割に卵が大きくなることがあり、殻が薄くなることがあるようです。ただ、鶏によって個々の特徴や発育状態、日齢などそれぞれ違いがあります。
常温保存がいけないのは:産卵直後は新鮮ですが、時間が経つにつれて品質が変化します。この主な要因は温度です。卵にとって良い温度は15℃~20℃ですが、この温度以上になると卵白の水様化が始まります。このため卵にとって温度変化が一番ダメージとなりますので、一定の温度帯で保存することによって品質変化がありません。