牛肉の端の方に紫色の斑点がある。
検印スタンプが枝肉の状態でこすれ、赤身の部分に付着したものです。現品にはお申し出通り、紫色のインクの様なものがスライスの端の方に付着していました。これは屠畜場で検査が行われ、合格した時に押される検印のあとが、枝肉を吊り下げている状態でこすれて付着したものでした。通常は脂身の白い部分に押されて、容易に判別出来るのですが、赤身部分に付着していたために、最終製品になっても気づかなかったものです。屠畜場で屠畜場法による厳密な検査が行われ、合格すると検印が押され、また枝肉取引規格に基づく格付けが行われて等級毎の格付印が押されます。スタンプインクは食品添加物として登録されている食用色素が使われています。