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アカシアハチミツが固まらないのは何故ですか?

ハチミツを愛用されている方は、冬は、白く固まって使いにくいと思っておられる方も多いと思います。ハチミツは糖度の高い食品で、ほとんど細菌は活動できません。そのため、開封しても冷蔵庫保存の必要はありません。しかし、冬は気温が低くなると白いツブツブの結晶が出来て、全体に広がります。この結晶は花の種類によっても異なります。アカシアは結晶しにくいようです。 ハチミツの成分は
◆主成分は糖類ですが果糖、ブドウ糖、オリゴ糖が全体の80%を占めています。果糖、ブドウ糖は糖類の中では一番消化しやすい糖で体内に入るとすぐ吸収されます。この果糖やブドウ糖の比率は花の種類によって異なり、アカシヤハチミツは果糖が多い為結晶が出来にくくなっています。(保存条件などによって違いはありますが)果糖は果物の汁やハチミツに多く含まれ、甘味が強い。ぶどう糖は植物の果実に多く含まれる。花の蜜、その他葉、茎に含まれますショ糖は植物界に広く存在し、普通砂糖と呼ばれるものです。砂糖キビ(甘藷)や砂糖大根(テンサイ)の根から抽出されます。
◆その他の成分には、ミツ蝋(ろう)、花粉などの微粒子、たんぱく質、有機酸、アミノ酸、などが含まれます。夏に保存中に泡が出ることがありますが、これは、ハチミツ成分のたんぱく質に含まれる酵素の働きによるものです。 結晶したハチミツをもとにもどす方法は
(1)鍋にお湯を沸かし50~60℃の状態でハチミツを温めます(沸騰させないこと)。
(2)溶けてくるとかき混ぜて液状になったらお湯から出して自然に冷まします。